縦書きができるとカッコいい

年賀状は、1950年にはじまりました。当初は2億枚にも満たない発行部数でしたが、それから発行枚数を増やし、ピークだった2003年には45億枚もの発行部数にのぼりました。少し前までは年賀状は書いて当たり前のものだっといえますが、最近では、発行部数も落ち、年賀状は不要ではないかと思う人たちも増えてきました。しかし、現在でも多くの人が年賀状を書いて送っています。

せっかく年賀状を書くのであれば、デザインにこだわったほうが書いてて楽しいし、受け取った人にもよろこんでもらえます。
カッコいいデザインのひとつとして、海外のハガキのようにハガキを横書きで使う方法があります。
年賀状は普通、ハガキを縦書きで使用します。市販のデザイン年賀状もほとんどが縦書きです。しかし、現在では、パソコンの普及から自分でも簡単に立派なデザインが作れるようになりました。今年の年賀状は自分でデザインし、カッコいい年賀状にしてみてはいかがでしょうか。

読んでもらえるならどっちでもいいと

メールやSNSなど、インターネットの普及によって、直接文字を書くということが少なくなって来た現代において、未だに根付いているのが年賀状の風習です。
1年間お世話になった方々に、感謝の気持ちや来年の抱負を伝えるために描くものです。
12月の24日ごろまでにポストに投函すれば、しっかりと元旦に届けられるので、遅れることなく準備を進めていきたいですね。

そんな年賀状ハガキには、決まったフォーマットなどはなく、縦書きも横書きも可能です。
ハガキにプリントされたデザインなどによって、自由に使えるのがハガキの魅力ですよね。
通常のハガキもそうです。便せんなどとは違い、使用方法を決められていないので、個性を発揮して、目新しい使い方を試せるのもはがきの魅力といえますね。

文章で気持ちを伝える機会が減って来たからこそ、筆無精の方であっても、年賀状だけはしっかりと書きたいものですよね。直筆のメッセージは心に響くものがありますよ。

マナーが大事になるのは大人になってから

年賀状や暑中見舞いを出すことになり、いざ書き始めようとした時に横書きしたら良いか縦書きにしたら良いかで、頭を悩ませた経験があるという方は多いのではないでしょうか。
書き方の基本的なマナーとして、表と裏の向きを統一して書くようにするという点が挙げられます。そうすることによって文字の向きが同じになるので受け取った相手が読みやすくなります。
目上の方に出すハガキは内容を問わず表も裏も縦書きで書くというのが大人のマナーとなっていますが、友人や親しい間柄の人に出す場合は横書きでもかまいません。また、フォーマルなシーンで出すハガキも縦書きで書かれることが多くなっていますが、結婚式の案内状や喪中ハガキでも親しい友人などに出す場合は横書きで書かれることも多くなっています。
子供の頃や学生時代は全く気にせずにハガキを書いていた方も多いと思いますが、大人になるとマナーが大事になって来ますので、シーンや相手によって使い分けると良いでしょう。